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「コーチングとセラピーの違い」


80年代中ごろ多くのベビーブーマーたちを中心に“自分探し”を積極的にする動きが出てきました。そういったベビーブーマー達を相手にセラピーを行ったところ、ただ傾聴するだけでなく積極的に質問することで結果が得られやすいということがわかりました。これがセラピーを背景にしたコーチングの始まりと言われています。

一方ビジネスを背景にしたコーチングの流れもコンサルタントから生まれてきました。80年代に多くのコンサルタントが、ただ提案するよりも質問をした場合に大きな効果が出ることに気づきました。現在のコーチングはこの2つの流れが合体して出来たものと考えられています。

そういった背景を持つコーチングにおいて一番最初にクライアント候補と話すとき、気をつけなければいけないのがセラピーとの違い。元々共通の背景をもっているものの、期待されるものは違うと私は考えています。

セラピーとは、主に過去の傷を癒すことを専門としており扱うのは現在から過去の自分。過去の傷を癒し実生活を営むのが困難となる機能障害を扱います。

それに対してコーチングは現在から未来を扱います。クライアントの行動を促し望みどおりの人生を送れるようサポートするものです。

過去に起こった事実は変えられませんが捉え方はいくらでも変えられます。現在から未来へ向かう際、過去が原因で動けないような場合は過去について触れることもあります。

それは過去にできた成功体験から価値観や本質を探り、そこで得た価値観を現状にどう活かせるかサポートするのものです。

過去に自分で起こした成功体験を振り返ることで、自信を取り戻し前に進んでいけるようになるのです。

コーチとセラピーの違い、少しは理解できたでしょうか。


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